2019年、老後2000万問題が公言されました。
そして今年2024年、新NISA制度が拡充しました。
国は国民の老後の資産について手に終えませんと言っているのです。
Oh My God…
ということで僕は日々、自分なりに企業調べを始めました。最終的に調べたことを公開して議論出来たらいいなとか思っています。
また、株を買うときの参考にしていただけたら幸いです。まだまだ投資初心者ですがよろしくお願いします。
企業調べについては、日本株を見ていきたいと思っているのですが、なぜ日本株かというと単純に日本が好きだというのもありますが、自分が日本人であって情報収集しやすいからというが一番の理由です。
早速ですが、調べることは以下の内容です。
・銘柄名
調べる企業の名前です。企業のことを株式界隈では銘柄と呼びます。
・株主優待
やっぱり僕みたいに投資するお金がない人は、まず株主優待を知りたいところですね。株主優待は企業によってはないです。上場企業の約4割程度が行っている制度です。特に配当利回りが高い企業ほど株主優待制度がないことが多いイメージです。ちなみに株主優待制度は、日本独自の制度で米国株式では存在しないんです。
・経営陣
経営陣についてです。長期投資家にとって社長さんや大株主さんは重要です。世代交代などで社長さんのご子息が経営を行っていくなどとなった場合、その企業がどうなるのか見当つかないので知る必要があると思います。ここでは経営トップについて調べられるだけ詳しく書いていこうと思います。
・銘柄コード
銘柄コードは1企業に一つあるもので“ティッカー”なんて呼ばれしています。試しに“7203”とグーグルで検索してみてください。トヨタ自動車が出てくるかと思います。銘柄コードは実質的には意味はないですけど知っていると企業を瞬時に調べられるので良いです。まあ、自分が覚えるためです(笑)
・業種
各指標の基準値が業界によって異なります。どのような業種か知っておくことで同じ業界の企業と比較ができ調べたい企業の強みや弱みを知ることができます。「みんかぶ」や「バフェットコード」といったWebサイトで調べることができます。“業界 成長率”と検索するとどこの業界が今ホットでどこが冷え込んでいるのか見れて面白いです。
・市場、サイズ
調べたい企業がどこに上場しているのかを知っておくと、企業の質について知ることができます。サイズは、大型株か中型株か小型株かの違いです。基本的に時価総額が大きく活発に取引が行われるのが大型株で、その逆が小型株です。僕はどのくらいの期間で投資するのかを考えるときにこれを見ています。
・景気敏感株かデフェンシブ株なのか
景気が冷え込むと株価が落ち込み、景気が良くなると株価も上がるといった銘柄を景気敏感株と言います。逆に景気に左右されにくい銘柄をデフェンシブ株と言います。どちらが良いという訳ではありません。簡単に説明すると、食品や電気などの生活必需品や社会インフラの企業はデフェンシブ株、廃れ流行りのある機械や商社などを取り扱う企業は景気敏感株となります。景気敏感株は景気によって株価が上下し循環するので、循環景気循環株とも呼ばれます。
・何の企業なのか
この企業の強みは何なのか。業界展望、市場サイズ、経済政策に対して強みは生かせそうなのか。どのような業種と親和性が高いのか、どこの企業とお付き合いしているのか。創業年数や従業員数はどのくらいで、安定した企業なのか。これらは会社の公式サイトの会社概要やIR情報などに記載されています。あとはtwitterや新聞などで情報収集しています。
以降、指数なります。
・株価
企業の規模についてザックリわかります。確認することは値動きが安定しているか、決算以外の要因で不自然に上下していないか。また不自然な部分があった場合、何が起こったか調べられる範囲で調べてみようと思います。
・1株当たりの配当金・配当利回り、増配率
1年間で1株当たりの配当金はいくらか、その割合が配当利回りです。投資した金額に対しどれだけの金額が貰えるかが分かる指標になります。また配当金が去年と比べて増配しているのか、数年単位で増配し続けているのか、増配し続けるだけの財務状況なのかを知っておくと安心して投資ができます。したがって、株主還元に積極的な企業なのかが分かる指標の一つです。
「配当金総額÷発行済株式数」で1株当たりの配当金は計算することができます。
また「1株当たりの配当金÷現在の株価×100」で配当利回りが計算できます。
増配率は一定期間の配当利回りの増加率です。一定期間は、約10年を目安にしたいです。
・1株当たりの純利益(EPS)
EPSは会社の利益の内、どのくらいの金額を株主に還元しているかが分かる指標です。年単位で見た時右肩上がりになっているのが理想です。株主還元に積極的な企業か分かる指標の一つです。
「純利益÷発行済株式数」でEPSは計算できます。
・配当性向
配当性向の計算は上2つの割合です。
「1株当たりの配当金÷1株当たりの純利益×100」で計算できます。
増配の余地があるか分かる指標で、一般的に40%~60%が基準です。高いほど株主としては嬉しいのですが、企業活動に使えたはずの資金を株主に還元してくれているということになるので、高すぎると少し心配になります。
・売上高・営業利益率
売上高も営業利益率も右肩上がりに成長していれば〇です。
営業利益率は「営業利益÷売上高×100」で求まります。営業利益率は同じ業界の他企業と比較すると利益体質が浮き彫りになります。利益体質には、企業活動の生産性が良く収益化が上手なことや人件費の割合など様々あります。
・自己資本利益率(ROE)
この指標が基準値を上回っているか確認します。一般的に8~10%を超えると優良企業と言われています。算出方法は「純利益÷自己資本×100」です。
・株価収益率(PER)
株価が割安か割高かを判断するための指標の一つです。「株価÷1株当たりの純利益(EPS)」で求められます。一般的に10倍を下回ると割安ですが、業界によって大きく異なります。ただし、PERは投資家の企業への期待値ともいわれており、PERが低いと企業の将来性がないと投資家が考えているとも言えます。
逆に株価は「純利益×投資家の期待値」で決まっていると言えそうです。上手いこと儲けを出しているからこの企業は優良企業だ!といった感じでしょうか(笑)
PERは純利益から見た場合の株価の判断指標になります。主に、同業他社との比較に使っています。
・株価純資産倍率(PBR)
こちらも株価が割安か割高かを判断するための指標の一つです。「株価÷1株当たりの純資産」で求められます。一般的に1倍を下回ると割安ですが、業界によって大きく異なります。こちらもPERと同じく期待度のようなもので、企業の将来に期待できず投資家が株を大量に売ってしまうと株価が下がりPBRが1倍を下回ってしまいます。
これも逆に「純資産×投資家の期待値」で株価が決まっていると言えるのか?純資産いっぱいあるから配当金増やせるんじゃ?ってなるかな?(笑)
とにかくPBRは純資産から見た場合の株価の判断指標になります。こちらも同業他者との比較に用います。
・自己資本比率
内部留保がどの程度あるか、借入金に依存した経営になってないかがわかる指標になっています。一般的に20%を下回ると危険と言われますが、業界によって大きく異なります。算出方法は「自己資本÷総資本×100」です。高いほど倒産のリスクが低いと言えるので安心して株を買えそうです。
・営業キャッシュフローの黒字年数
過去の決算をみて、現状がどうであるか。本業でどれほど稼げているか。どれほど堅実な経営を行っているか判断できます。
・懸念事項
企業の先行きに不安がないか。安定的な配当が得られそうか。過去の不祥事や経営陣など気になる点について自由に記載してみます✌
これから調べる内容は以上になります。
僕の投資方法としては、もちろん配当利回りと株主優待は見ますが、上記のような他の指数も確認し、割安株を探し出して投資をすることです。そうすることでその企業を信頼することができるので、投資している企業の株価が下落しても、狼狽売りせず株価が落ち込んでいるときこそ信じて買い増しできます。僕のマインドはこれです。あとは、節約倹約して投資資金を集めてFIREしたいですね!!!
それでは、今後よろしくお付き合いください!
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